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12月30日 一緒に働く仲間
カマウさんのWEBサイトによせる期待は相当なものである。それだけに責任があるよなぁ。今日、サイトのコンテンツ案を考えてみた。なかなかの企画で、カマウさんも気に入ってくれたが、それにしたって気になるのは、帰国後のオレの仕事だ。異動によって、編集から営業に業務が移るだけに、どれだけ忙しくなるのか不安が大きい。また、これだけ大きくしてしまった企画をどれだけ実現できるのかと心配だが、出来たらいいページになるんじゃないか。デザインは同僚の肥後ちゃんに任せたい。ただ肥後ちゃんも忙しい。協力してくれればいいが。

学校建設の仕事を一緒に行っている仲間を紹介しよう。

ブンさんとクミさん
ブンさんとクミさん

ブンさんとクミさんは世界一周新婚旅行の真っ最中だ。2002年の10月に日本を発ったというから、すでに1年以上が経過したことになる。ブンさんはニュートピアの生徒達のために三味線を作り上げ、今度は木琴作りにチャレンジしている。叩けば、乾いた音が鳴る。作成のきっかけは「道ばたで売っていたから自分でも作れると思った」とのこと。旅前にはもちろんそんなことやったことはないし、思いもつかなかったという。旅が教えてくれた。いいなぁいいなぁ、豊かだよなぁ。いつかブンさんが父親になったとき、子供と森を散歩していて、拾った枝で一緒に楽器を作り出しちゃうのかな。オレもそんな素敵な父親になりたいな。クミさんは旅先で知った各国の料理を器用に作る。アフリカ料理であるウガリやスクマをご馳走してくれたが、これがまたウマイ。キオスク(=食堂)などで食べたものより、オレはずっとおいしいと思う。また時折見せる優しい気づかい……ブンさんが惚れるのも無理はないなと思ってしまうのだ。旅が本当に彼らを豊かにしていることがよく分かる。各国の文化をどんどん吸収し、自分のものとしている。二人が羨ましくてしょうがない。
テツさん
テツさん

テツさんも世界一周旅行の真っ最中で、なんと自転車で旅している。何があるか分からないアフリカ。勇気もやることも超人級だ。今年で35歳になるテツさんは、旅立ってもう2年近くになる。思い立ったのが28歳の頃。それから5年して働いていた職場を辞め、ペダルを漕ぎ始めた。テツさんが働いていたのは大手の電気会社である。安定した収入も得られた。年齢は30歳を越えていた。それでも辞めて旅に出る決断をしたのはなぜか。「そりゃ、迷ったよぉ。それでもやりたかったことだからね」と、テツさんは笑う。「やりたかったこと」という単純な理由。それがなかなか出来ないんだよな。レールから外れることを以前のオレはいとわなかった。だが、今はどうだ?外れることが憧れになってきてしまっている。オレの考えって変わったよな。一度きりの人生ってことは分かってる。それでも踏み出せなくなったのは年齢か。こういうでっかい人に会うと、ちっぽけなモノにしがみつく自分がみじめで情けなく感じる。テツさんには日本でも会ってみたいな。
ガスパール
ガスパール

スペインからアフリカ諸国を回る旅の最中にここへ立ち寄ったガスパールは身長2メートルを超える巨人だ。だが、手先は非常に器用で大工仕事を難なくこなす。カマウさんも非常に頼りにしていて、カマウさんへのアドバイザー的な役割も果たしている。ガスパールがスラムを歩くと、子供達はひっくり返るほど喜ぶ。白人のしかもこのような大男が来るのは初めてだ。子供達はガスパールを見るとき、ガリバーを見ているに違いない。
ミワさん
ミワさん

まだ余り話をしていないが、昨日やって来たのがミワさんだ。もう4年近く旅を続けているというから羨ましい。この人は何カ国語話せるのだろう。スワヒリ語やヒンズー語はもちろん、旅した国の言葉を器用に操る。話すことが大好きらしい。物怖じしないで話すことが語学力発達のコツというが、その好例だ。そして、彼女自身意識はしていないだろうがそれぞれの文化への尊敬の念が根底にあるのだろう。尊敬するからこそ、相手の文化を知ろうとし吸収する。
アルフォース
アルフォース

アルフォースは子供がニュートピアに通う3児のパパだ。カマウさんに雇われて大工仕事をここで手伝う。ニュートピアでは彼と組んで仕事をすることが多い。穴の掘り方から、石を砕いてセメントの代わりとして利用する方法まで、いろいろ教えてくれる。実質上のオレの上司だ。ボロボロの靴を何度も修繕して履いているが、足の指が3本ほど飛び出てる。「いい加減に寿命なんじゃないか?」と尋ねると、「今日、壊れたんだよ。また直す」と言う。「だけどね」とアルフォースは続け「コレは仕事用の靴。仕事以外ではもっといい靴はいているんだぜ」とニッコリ笑って見せた。
ベロニカ
ベロニカ

マサイ族のベロニカはニュートピアの教師だ。ベロニカはクリスマス休暇の間、カマウさんの家事を手伝いにサイカにやってきている。手伝いというと、日本では金持ちしか雇えないイメージがあるが途上国ではごく普通だ。休暇中仕事がないベロニカにカマウさんが職を与えているといった方が的確か。23歳のベロニカは「教えることが大好きなんだ」と目を輝かせる。しかし口うるさく指示をするカマウさんのことは「嫌いなの」と舌を出す。上司の陰口を言うのは世界一般のようだ。

そしてすでに紹介したカマウさんの養子ブル、オレ、カマウさんを合わせた10人がここで働いている。

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