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12月29日 学校建設の仕事
マイルサバは国の土地である。つまりマイルサバに住むスラムの住人は勝手に住み着いた不法移住者である。国は不法移住者に対して電気や水・ガスといったライフラインを与えない。住民たちは水を得るために、一人の住民が隣町から引いてきている水を購入している。スラムを流れる川は汚染され、雨期にしか雨が降らないこの土地で、水は大変貴重である。

カマウさんは30数万円を払って、このスラムに土地を買った。「買った」という表現は語弊があるかも知れない。将来、土地の所有を主張する権利を得たとでも言うべきか。というのも前述したように、マイルサバは国の土地である。本来であれば土地代は国に支払うべきであろう。しかしこの地区ではこの地区から選出された一人の国会議員が権力を掌握しており、「国に所有を認めさせる」と主張する彼に金を払うことになっている。なんともヘンな話だが、ケニアではまかり通る論理なのだそうだ。

材木を削るアルフォース
材木を削るアルフォース

1月11日まで続く学校のクリスマス休暇間に、カマウさんは学校の拡張工事を行っている。「買った」土地の区画をフェンスで囲い、鶏小屋を作り、新たな校舎を建設しようとしている。もちろん全て手作りだ。今日はまず材木を購入しに隣町へ行った。長い材木を二人一組になって肩に担いで運ぶ。30分ほどの道のり。これはかなりの重労働で、非常に疲れる。運んでくれる人を雇ったり、荷車を借りればいいのだが、カマウさんはそこに金をかけることを嫌う。金は別の場所にかける方針だ。支柱を立てるために穴を掘り、材木を切り、ドリルで穴を空け、釘を打ち込む。作業の全てが懐かしい。オーストラリアでファームステイをしていた頃、ルイスじいちゃんと一緒に牧場の井戸掘りをしたっけな。不慣れなオレもあの頃と変わりない。初めての大工仕事をマンガで描いたように、カナヅチで自分の手を叩いて「ヒィ〜〜〜」と悲鳴を上げる。実に分かりやすいヤツ。際立つ不器用さに、我ながら感心してしまう。日本に帰ったら、大工仕事も出来るようになろう!こんなことオーストラリアでも思ったよな……。まぁとにかく、頑張れニッポン男児なのだ。

今日は夕方から街に出た。今ホテル。予定より若干枚数は減らしたが、一気に40枚ほどのポストカードを書き上げた。間違いなく新年には遅れるが、アフリカからの年賀状だ。明日、投函しよう。

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