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カマウ日記D 「ついに買った自転車!」 〈2000年 8月27日〉
この記事は2000年8月にカマウさんが書かれたものです。
やっと、ついに買った自転車!去年5月シランガ村に引っ越して以来、ずっとその必要性を思っていたが、高額な事と、そしてそれをもっているために強盗に襲われる危険性の故に考えあぐねていた自転車をついに買った。丁度スーパーマーケットで値は張るが定評のある中国製を特売していて、3995シリング也(約6000円)であった。

この村で自転車を持つというのは余所で自転車を所有するのに等しい一財産だ。決して時間節約や健康の為などではなく、純粋に金儲けにつなげるためである。この1年余り、地域に根ざしたセルフヘルプ(自助)・グループを目指し、何とか生活自立の役に立つ小さな事業をスタートさせようと、メンバーと幾度となく話し合ってきたのだが、いつも欠くのは輸送手段だった。車が往来する道路は村までは届かず、近くのバス停まで歩いて25分、さらにナイロビの町までは、バスで1時間かかる。自転車を買って帰った日の夕方、保護者会があり、”自転車があるのなら”と、話がとんとん拍子に進み、「とりあえず小さな商いをはじめよう」と、言うことに一決。ホームで卸値で売っているものを、村の人々に安値で売っていくことにする。

早速通行人の目に付くところに看板を立て、翌月曜日から@灯油(300ml、500ml単位で売る)、A石鹸、Bとうもろこし、豆、C鉛筆、ノート等の日用必需品からスタートすることになった。もしかしたら1日100円から50円の収入にしかならないかもしれないが、他に一定の収入源を持たない人には何よりだろう。たった一台の自転車だが、暫く重い腰を上げたメンバーが少しづつでも自らの手で生活向上の実を子供をかわるがわる荷台に乗せ、狭いホームの運動場を何十周も廻らされ、痛む頭で思った。幸せを運ぶ自転車であれと祈らずにはいられない。

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