ウガンダのちいさな学校 ニュートピア

ニュートピアって何?

ニュートピア通信

学園風景

ボランティアと支援金について

教えてウガンダ

リンク
こちらニュートピア
ボランティア先生奮戦記 ウガンダ編
ボランティア先生奮戦記 ケニア編
こちらニュートピア

カマウ日記C 「『悪魔崇拝者』そして『呪術』」 〈2000年 8月20日〉
この記事は2000年8月にカマウさんが書かれたものです。
悲しいことに今月に入って、村で二人の知友を亡くした。(ウガンダに居た頃1991年から1996年は、毎月数名の知己がエイズやマラリア等できえていった。私は、自分の番が来る前に逃げ出したようなものだ。)

1人は去年、保育所造りに一緒に汗を流した仲間の奥さん。その一週間前に出会って「元気?」って確認しあったとこなのに、あっという間のマラリア死だった。

もう1人はうちの保護者の甥。彼の居住地は久しく水が来ず、歩いて50分の我が村の水売り場に来た帰りに行方知れずになってしまい、身内の人達が探し回った結果、2日後に近くの草叢で変死体で発見された。無残なことに亡骸は後頭部、口、陰部が取られ、明らかに悪魔崇拝者の仕業と思われた。呪術師に呪いをかけるのに必要だとでも言われたのか、通りがかりの人を殺したものと思われる。私たちの村から数キロの範囲で今年に入ってすでに何人もの人が同様な手口で殺されている。ナイロビの果てのスラムでの怪奇事件であり、警察は一切捜査に来ない。25歳の青年がしかも日中に襲われ殺されるというのはいつも同じ道を通るものとして気持ちのいいものではない。

ケニア社会ではまだまだ多くの人が、病気を祈祷で治したり、憎む人を呪い殺したりすることを信じている。私もこの一年、むらで唯一の外国人として悪魔崇拝者と見なされ、人々に厭われてきた(今もなお)ものだ。いわく、「多くの子供たちを集めてタダで飯を食わせて保育するというのは必ず裏に何か隠されたねらいがあるに違いない。」どこの地でも社会の最低限で喘ぎ、暮らす人々にとって神々にすがるのは同じなのだろう。夜通し叫び祈り続ける人、集団で太鼓をたたいて行進する人々、週末ともなると我が村は終日、神盛り。

前へ次へ
こちらニュートピアINDEXへ


(C)Newtopia